【読む心のブロック解除】脳という言葉の畑を耕しましょう【栗山葉湖のRelease&Change】
おはようございます、
栗山葉湖です。
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今朝は地震で目が覚めました。
大雨の災害に見舞われたばかりの関東ですから
やはり不安が増幅しましたね。
地震による大きな被害は
今のところなさそうでしょうか。
土砂災害の心配な地域は
どうぞ特にお気をつけください。
今朝は「本を読む」ということを
お話しようと想います。
私は昭和42年(1967年)生まれの
48歳なのですが
数日前のメルマガに書いたように
「白黒テレビ」「ダイヤルをゴロゴロまわす
黒電話」で人生をスタートした世代です。
その頃は「文字を読む」ということが
新聞、そして「紙の本」しかありませんでした。
文字を書くのも
鉛筆で書いていました。
ということは言葉に触れる量が
みずから求めて行かないと
想っている以上に
少なかったのではないかと
想います。
もし家族や周囲の人と語り合う時間が少なく
日常生活の中で文字を読むことを
積極的にしなかったとしたら
触れる言葉の量は少なかった
ということになりますね。
今の時代は
「画面で文字を読む」ことが
実はものすごく多くなっています。
そういう意味では世の中が発達し
スピードも情報量も
すごく上がったことの最たるものが
「文字を読む、文を読む」
量なのではないでしょうか?
いつの頃からか
テレビ番組も「テロップ」が
入るのが当たり前になりました。
そこで私が想ったのは
「聞く、読む、話す」言葉の
言葉遣い、日本語の「質」です。
脳は見たもの、聞いたもの、
触れたもの、感じたもの
すべてを記憶すると言います。
大量の情報がなだれこんでいる
私たちは良質の言葉で脳を満たしているか
なぜなら触れたものを
「使いこなす」ためには
「トライアンドエラー」が必要だからです。
「あ、そういう時はこんな風に表現すると
人の心に響くのか」
「相手のことを想いやる気持ちがあることを
伝えるためにはどんな表現をしたらいいだろう」
インプットされた言葉を
そのまま投げ渡していては
あまりにも無神経な
言葉のボールになってしまいます。
投げる前に
「ストレート」なのか
「カーブ」?「シュート」?
「フォークボール」?
私たちには
「これを投げなさい」と
決まったサインを出してくれる
キャッチャーがいません。
どんな球を打ち返して来るか
わからない強打者に
ボールを投げるピッチャーです。
しかしこの勝負は
バッターに一泡吹かすのが目的でなく
むしろバッターに綺麗なクリーンヒットを
飛ばさせてあげるのが勝負かもしれません。
どんな球を打つのが得意な
バッターかを
見極めてボールを投げるのと
無策にボールを投げるのでは
相手のポテンシャルを引き出す結果が
違ってきますよね。
ほんとうの野球選手は
ボールを投げないと練習になりませんが
私たちの「練習」は
良質の文に触れることだと想います。
いつの時代も
人を救うのは言葉のチカラ
いつの時代も最期まで残るのは
人の心
そして心は言葉でできているとしたら
言葉の宝庫である「良書」から
心を動かす言葉と
言葉の運びを学びませんか。
デジタルな言葉の中にも
キラリ光る文を
発信されることを
散見するようになりました。
多くの人が当たり前に
文字と言葉を享受できる時代だからこそ。
脳という言葉の畑を耕しましょう。
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