身近な人に嫉妬してしまう心のブロック解除【栗山葉湖のRelease&Change】

おはようございます、
栗山葉湖です。

身近な人に嫉妬してしまう
心のブロック解除

ズバリ、これ
Facebookが
盛り上がってきてから
顕著になってきています。

なぜだと想いますか？

Facebookは「いいね！」をしたり
コメントをしたりする

より仲のよい
より関係性の深いと
Facebookが判断した人の
投稿から

目に入るように
つくられているからです。

そして面白いことに
人は「自分とはかけ離れた
ところに暮らしている人」には
嫉妬を感じにくいのです。

しかしリアルでの友達や
知り合いは
生々しくその人となりを
知っていて

「あの人、あんなところも
こんなところもあるのに

どこがそんなにえらいのよ

私が手に入れてないものを
手に入れている、キーッ」

みたいな感情を
無意識に抱いてしまうのですね。

ここで要注意なのは
他のネタでもそうなんですが

「私にはそのブロック
ありません！」
と強く感じるときほど

無意識にはガンコに
居座っていることがあります。

「あ〜、私そうだわ〜、
あるある〜〜〜」と
認められるものの方が
すぐ解除できるので。

「私にはそのブロックありません！」
と想うものについても
解除しておくことをお勧めします！

さて、話を戻しますと
・学校の同級生
・職場の同僚
・友人

・同業者
・SNSで交流のある人
（特にFacebook）
・兄弟姉妹

このように関係性の近い人ほど
そしてFacebookに登場すればするほど
「嫉妬」する要素にあふれています。

「嫉妬」の感情は
必ずしもなくすことが
よいわけではありませんが

（自分を律するとか
情熱や闘志の源になる場合も
もちろんあります）

その感情に振り回されて
時間とエネルギーを無駄にする人も
かなりいますので
ここはぜひブロック解除しましょう。

＜ブロックのイメージ＞
和の布地で出来た巾着袋から
千歳飴がはみ出てこぼれている
イメージです。

（子供が大きくなって
久しい私としては
千歳飴なんて
久しぶりに見ました^^;）

＜解除のイメージ＞
クルーザーで
船上パーティをしています。

＜ブロック解除します＞
ブロックのイメージをなくして
解除のイメージだけを見るように
入れ替えます。

プロの仕立て屋さんが
パーティドレスを
縫っている場面が見えました。

２０１６年初頭に
嵐の二宮和也さん主演で

落語家の立川談春さんが
師匠の立川談志さんに弟子入りし
前座からプロになっていく
青春時代のエピソードを
ドラマ化した

「赤めだか」という
ドラマがありました。

もとは立川談春さんご自身が
お書きになった
同名のエッセイなのですが

その中にこんな一節があります。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

翌日、談春（ボク）は
談志（家元）とふたりきりになった

突然談志（家元）が、

「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」
と云った。

「己が努力、行動を起こさずに
対象となる人間の弱味を
口であげつらって、
自分のレベルまで下げる行為、
これを嫉妬と云うんです。

一緒になって同意してくれる
仲間がいれば
更に自分は安定する。

本来なら相手に並び、
抜くための行動、
生活を送ればそれで解決するんだ。

しかし人間はなかなかそれができない。
嫉妬している方が楽だからな。
芸人なんぞそういう輩の
固まりみたいなもんだ。

だがそんなことでは
状況は何も変わらない。

よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。

時代が悪いの、
世の中がおかしいと
云ったところで仕方ない。

現実は事実だ。
そして現状を理解、
分析してみろ。

そこにはきっと、
何故そうなったかという
原因があるんだ。

現状を認識して
把握したら
処理すりゃいいんだ。

その行動を起こせない奴を
俺の基準で馬鹿と云う」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

私は普通に身近な人が
しあわせになっていると
自分の考動の浅さを棚に上げて
いいなあ、うらやましいなあと
感じる人間なので

「嫉妬」という感情について
私はそんなもの抱きませんと
涼しい顔なんてできません。

「なにくそ
今に見ていろ、私だって」と
メラメラ燃えるタイプです（笑）

嫉妬もまったくなくすために
ブロック解除するというよりは
それこそ談志師匠が
おっしゃったように

行動を起こさずに
悪口言い合うようなことに
時間やエネルギーをつかうのでなく

己が努力、行動を起こすことを
「嫉妬心」が妨げないよう
ブロック解除を使いたい
と想います。