◆【夫と理解し合えない】カサンドラ症候群ってご存知ですか?【栗山葉湖の心が軽くなる365の言葉vol.2】357/365
おはようございます、
3分で1個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖(くりやまようこ)です。
みなさんは「カサンドラ症候群」
という言葉をご存知でしょうか。
※カサンドラの由来は下にあります。
最近少しずつ知られてきていますが
主に男性に多い
「アスペルガー症候群」の
ダンナさんをお持ちの奥様が
まず「ダンナさんに気持ちが通じない」
ということで気持ちが落ち込み
次にそのつらさを身近な人に訴えても
アスペルガーのダンナさんに
公に知られるような
問題性が見えない場合
「男の人なんてそんなもんよ」
「どこかで妥協しないと
長い結婚生活うまくいかないわよ」
など理解してもらえず
うつ、体調不良を引き起こすほどの
深刻な状況に陥ってしまうことです。
これは「アスペルガー症候群」
(ASPやASと表記されることもある)
を始めとする
「自閉症スペクトラム障害」が
圧倒的に「男性」に多く
発現しているため
(女性にも
自閉症スペクトラム障害は
あります)
「夫の無理解に悩む妻」という
図式で現われがちなため
そう表現しています。
これ、読むだけだと
「なんでそんなアスペの人と
結婚しちゃうの?」と
想ってしまう人もいると
想うのですが、
「自閉症スペクトラム障害」
というのは
誰でも持っている
「好き、嫌い、こだわり」の
部分が
脳のはたらきで
突出してしまうことで
(一過性の病気ではなく
生まれつき持った
「発達障害」です)
この突出の強さと
学校生活、社会生活に
適応できるチカラの強弱で
一般的な社会生活は難しいですね、
という人から
ちょっと見まったくわからないし
むしろその辺の人より
能力高いでしょ
という人まで
グラデーションがあるのです。
それに私自身
「あ〜こりゃ家族じゃないと
その被害はなかなか受けないわな〜」
という自閉症スペクトラム障害の
身内がいますので
結婚してしまう人の気持ちはわかります。
自閉症スペクトラムの人って
「面白い」人が多いのですよ。
個、としては面白いと感じる人が多い。
だから魅力的だし
恋愛、結婚に至ってしまうのは
よくあるのです。
ですが
これまたすごくよくあるのが
「子どもが生まれて
初めてその困難さに
ぶつかる」
ケース。
マインドブロックバスターで
お伝えしている
「サブコンシャス★トライブ」と
この自閉症スペクトラムの関連性も
質問されることがあるので
これはシリーズで書いていきますね
(夜にも出します)。
予告だけしておくと
自閉症スペクトラムと
サブコンシャス★トライブは
関連性ありません。
夜は
「なぜ子どもが生まれると
自閉症スペクトラムの困難さが
露呈してくるのか?」
をお送りしますね。
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※カサンドラの名称は
カサンドラという女神が
予知能力を持っていることを
自分で恐れて
「そのせいで私はいつか
捨てられる・・・」
アポロン神の愛を拒絶したため
逆に怒ったアポロン神に
「カサンドラの予言を誰も信じない」
と呪いをかけられ
以後カサンドラが真実を伝えても
みんなに信じてもらえなかった
という神話から取られています。