◆【夫を発達障害と仮定する】私でないとあなたの奥さんはつとまらないと学習してもらいました【栗山葉湖の心が軽くなる３６５の言葉vol.2】３６０／３６５

こんばんは、
３分で１個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖（くりやまようこ）です。


昨日から自閉症スペクトラムの
家族をもった場合の話を
奥様が傷ついてしまう
カサンドラ症候群を例に
お話ししています。

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発達障害を扱うと
メルマガへのご返信がとても増えます。

やはりみなさん
気軽に相談できないけど
「そうじゃないかな」と
想いながら日々暮らしていらっしゃる
ようです。

発達障害について勉強した私が
夫を「発達障害」と仮定し
「このように接するとよいかな？」
と想っていくつか対応を試してみました。

１、何かひとつのことに盛り上がり
何回も同じことを言うとき

「わかった。明日の朝聞くね。」
と一旦その場をおさめてしまう。

ひと晩寝て
翌朝になると忘れるか
かなりどうでもよくなる。

その「冷めてる」タイミングで
「あなたの思い込みはちがうので
次から言わないでください。」と
静かに感情の入ってない声で
話す。

２、言ってほしい言葉は
紙に書いて
「これはセリフだから
言ってほしい」と練習させる。

私は自分が何か言ったら
「そうだね、君の言う通りだね」
というように練習してもらいました。

今でも
「そうだね、君の言う通りだね」の
紙は机の前に貼ってあります。

３、夫が自分に対して「失礼だ」と
感じるシチュエーションを
順序立てて書いておき

「もしあなたが他の人に
こういう場面で
こういうことを言われたり

こういう態度を取られたら
どう感じますか？」

と私が夫に対して演じてみせる。

これを利用して
夫みずからに
いくつかのシチュエーションを
学習させました。

客観的に自分がされたら
どう感じるか？
のロールプレイングは

「そういうことを言われたら
嫌な気持ちになると想う」

と夫自身に感じてもらい
夫がまた盛り上がってしまうたびに

１、２、３、の順に
練習しました。

夫から
「こうやって僕が
結婚していられるのは
ママのおかげだね」
という言葉を引き出せたときには

逆に
「そうだよ、それ忘れないでね」と
しっかり念を押し

なんでもないときに
「私でないとあなたの奥さんは
つとまらない」
「離婚しないでいられるのは
私のおかげ」と
学習してもらいました。

そもそも
他人の「感情」を慮る
ということができれば
そういう夫婦間の
感情のこじれはおきないのですから

学習していただくしかない

これに関しては
１回や２回の訓練ではきかないです。

おそらく２〜３年は
小さな爆発を繰り返しながら
根気よく練習を繰り返していたと想います。

今では夫自身が
他の「発達障害」を持った人に対して
「あの人は発達障害だから
こう考えられないんだろうな」と
想像力をめぐらせるようにまで
進化成長しました。

社会生活を営んでいる
「発達障害」の方は
教育で変化していただくことは
可能です。

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