【英下院議員の若過ぎる死に想う】ひとりのブロック解除から憎悪と暴力の連鎖を断ち切りたい【栗山葉湖のRelease&Change】
おはようございます、
栗山葉湖です。
昨日はイチロー選手の大記録の話をしましたが、同じ日に世界には衝撃のニュースが駆け巡りました。
23日に予定されているイギリスのEU(欧州連合)残留か離脱かの国民投票を前に
残留支持派の下院議員、ジョー・コックスさんが銃で撃たれて亡くなったという事件です。
家庭では41歳で3歳と5歳の二児の母でもあったコックス議員。
労働者階級の出身で一家で初めての大卒者であり、主に人道支援、難民支援の活動に力を注いでいたという経歴です。
議員になってからは中東問題について一貫して空爆など武力での介入を反対、批判。
憎悪や暴力で争う世界をなくし、話し合いで変えたいという真っすぐな意思を持って活動していました。
事件はテロでなく単独犯で犯人の精神状態が病的なものでないかの判断など、簡単には結論が出ない状況ですが、
意見の違いを暴力で解決しようとすることを、現代とこれからの私たちになんとか食い止めることのできないものか、胸が痛みます。
彼女の若過ぎる、そして理不尽な死には取り返しのつかない無念さを感じ、
かけがえのない妻を失ったご主人の悔しさ、政治のために幼くして母を失った子どもたちの寂しさを想うとやりきれない想いでいっぱいです。
そして驚いたのはこの事件を受けて外国為替市場ではポンドの買い戻しが活発化したことも同時に報じられたこと。
つまりこのような事件で国民投票の情勢が動くと影響があるな、とロンドンの市場が動き、それに合わせてニューヨーク、日本でも株式市場が動くのですね。
世間に影響を与える活動とその人の生死は世界のマネーも動かす。
この世界のマネーの動きに影響が出るとそれによって仕事がない、住むところがない、政治的な動きのあおりをくって国を離れなければならない・・・コックス議員が解決しようと関わって来た難民の問題につながります。
「お金のブロック」はひとりの人の心の葛藤から夫婦、親子の争い、身近な人同士の争い、国と国への争いにつながっていき、その結末のひとつが暴力や武力で解決しようとする人が出てしまうこと。
憎しみと争いの連鎖は断ち切れないものでしょうか。
小さなところからでもできることはあると私は想います。
自分の心に引っかかったことをどんどんブロック解除していく。
身近な人の問題をブロック解除することでフラットに見ることができるようにしていく。
ブロック解除に出会った何人もの方から言われた言葉があります。
「どの人も100%素晴らしい」というマインドブロックバスター養成講座の教科書に書かれている言葉を無条件に素晴らしいと想いながら、
実は私の心の中でほんとうには周囲の人を100%素晴らしいと想い切れてないところがありました。
他の人にもいいところはもちろんある、だけれどもこの人のここがよくなったらもっといいのに、直してあげたい、そんな気持ちが無意識にありました。
他の人のいいところはわかるけれども、
私の味方はいない、私はひとりでがんばるんだ、そう想って肩肘はって生きてしまっていました。
その方々の話を聞きながら私は想いました。
「これはすべて私。
私と同じ。
私の心のブロックだ。」と。
だとしたらブロック解除はやはり自分から始まるのです。
人と人とは意見が違うのだから争ってもしかたない。
言葉で、話し合いで解決できないときは紛争が起きてもやむを得ない。
相手が武器を持ってくるからこっちも武器を持ちましょう。
そんな想いをブロック解除していきたい。
日本でも18歳から選挙権を持たせることが始まる今日、
若い人の意識に影響を与えるのは今の大人です。
社会の中心となる世代のひとりとして自覚と責任をもって考動していきたい、そのための手段として心のブロック解除をより活用していくのが私の志命と考えています。
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