ゴールデンウイークにするべき心のブロック解除とは?【栗山葉湖の心が軽くなる365の言葉】27/365
おはようございます、
3分で1個心のブロック解除
マインドブロックバスター
栗山葉湖(くりやまようこ)です。
もうすぐ
ゴールデンウイークが
始まりますね!
新しい年度がスタートしてから1ヶ月
新しい場所や人間関係の中でお仕事したり
新しい立場になって
自分のモノの見方捉え方を変えたり
慣れない環境でがんばった!
よくやったぞ、私!
そんな風に自分をいたわる
「おやすみ」を
何かの形でとることができる
お仕事によっては
むしろ普段より忙しいんです。
そんな方もいらっしゃるかもしれませんが
ゴールデンウイークには
すこしゆっくりと自分を振り返る時間を
とることができるでしょう。
私もゴールデンウイーク中には
はりきって「読みたい」と
用意している本があります。
村上春樹さんの
「騎士団長殺し」や
百田尚樹さんの
「幻庵」ですが
実はゴールデンウイークを待たずに
読了してしまった本があります。
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」。
ピアノの国際コンクールをめぐって
天才コンテスタント(出場者)たちの
葛藤と成長が描かれています。
直木賞と本屋大賞を
ダブル受賞していることでも
この小説がいかに面白く
読者の評価が高いかわかります。
私も数ページ覗くつもりが
気づくと数十ページになっていて
慌てて閉じる
後半は本を読みやめるのが惜しい
ずっとこの本の中で
登場人物たちと生きていきたい
そんなことまで想ってしまうほど
見事な小説でした。
何と言ってもすごいのは
最初にずらりと並べられた
コンクールで演奏される曲を
1曲も聴いたことがない
ピアノの音が本から鳴るわけでも
音源や動画のリンクが貼ってあって
すぐにアクセスして
聴けるわけでもないのですが
そのコンクールシーンや
奏でられる曲の曲調
コンテストに参加する
ピアニストたちの
心模様に
心酔してしまって
あたかもコンクールの
客席に自分が座り
演奏に身を委ね
どんな審査結果がくだされるのか
まさに「手に汗握る」描写です。
実際に曲を知らなくても
コンテスタントの演奏に
涙までしてしまう
恩田陸さんの筆力に
圧倒され感動しました。
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後世に残っている曲は
曲としての必然性がある
もし魅力的に聞こえなかったら
それは演奏者の力量がないからだ
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この文は恩田さんの書かれた
そのままではありませんが
中にそのシーンがあります。
ぜひ音楽を文で読み味わう
楽しさと心震える体験を
本書から味わってください。
新年度1ヶ月と
ゴールデンウイークという
この時期だからこそ
心のブロックは解除したいですね。
「お金のブロック」と
次は
「人間関係のブロック」を
特に着目して
解除していきたいと
考えています。
そんなチャンスを
今夜から明日にかけて
お知らせしていきますね!