【ハワイに行って来ます】それはあるサプライズから始まった【栗山葉湖の心が軽くなる３６５の言葉vol.3】２６３／３６５

おはようございます、
３分で１個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖（くりやまようこ）です。

今年の２月２５日のことです。

次男が話があるから
早く帰って来てほしいんだってと
夫からLINEがありました。

何事か？と想いながら帰ったら
「就活」の報告でした。

私には３人の息子がいます。

長男は２６歳でサラリーマン
都内の会社に就職しましたが
昨年から転勤で福岡にいます。

三男は保育士を目指し
専門学校の１年生。

そして次男は２月当時は大学３年生
アメカジ（ファッション）が大好きで
たしかに高校に入った頃から
お気に入りのショップに
出入りしていました。

「アメカジ（アメリカン・
カジュアルスタイル
の略ですね）の

ファッション誌を出している
出版社に就職して
編集者になりたい

ということでした。

「雑誌編集者？
それって大卒でいきなり
なれる職業じゃ
ないんじゃないの？」

出版・編集の世界は
よほどセンスがあるとかでなければ
中小の出版社や
編集プロダクションで
下積みをしないと入れない世界
という認識が私にはありました。

みんなが名前を知っている
有名出版社だと
東大とか早稲田とか出てる人じゃないと
入れないんじゃないの？

すると次男が
自分が入りたい雑誌を作っている
出版社のことを説明してくれました。

彼が希望している
出版社は大手ではなく
そもそも新卒を募集していない
という話でした。

ではいったいどうやって
その会社に入ろうと
思っているんだろう？

次男がとった「戦法」は
私にしても
驚くやり方だったのです。

彼は
自分で自分の雑誌を
作成したのでした。

自己アピールのために
自分で全編
企画、取材、編集、
印刷所にオフセット印刷を注文

全１４０ページのムック本を
作ったのです。

これがその雑誌です。

全部自分のチカラで
（私に内緒で）やりたかった。

当時は一人暮らししていましたので
仕送りしている口座があったのですが
その明細を見ると私にお金の出入りが
バレてしまうので

あらたに銀行口座を開設し、
警備員のバイトをし、
パスポートを取り、
デジタル一眼レフを買ったそうです。

◆なぜこの雑誌を作ったのか
と自分の熱意を語っています◆

自分のコレクションを自分がモデルになって
弟に撮影させたページ

大学３年生の６月から準備して
８月にアメリカ（ LA、NY）に
ひとりで取材旅行にも行って
アメリカと国内の数十店舗をまわり

お店、店長さん、メーカーの社長さんに
自分でアポをとって
取材して撮影してと
全部やったよというのを
見せに来たのでした。

とあるブランドの社長さんを
インタビュー

三男が口がかたいので
ちょっとご飯をおごってあげて
バイト代なしで助手にしたそうです。

自分がブランドの服を着て
モデルになっている写真は
弟に撮らせたとのこと。

驚きました。

そもそも次男は
そんなことするような子
ではなかったのです。

小さい頃から
３人の中で
体は一番大きいのですが

気が小さくて
「できない」と
すぐに泣く子でした。

公文に行かせると
「首が痛いの」と訴える。

ちょっとチャレンジなことを
やらされると
「できない〜（泣）」

大きな体でおいおい泣くので
小学校では有名人でした。

３人の息子が
全員地元の小学校で
同じ保健室の先生に
お世話になったのですが

卒業後お会いしても
その先生が次男のことしか
覚えてないくらい

しょっちゅう保健室の
お世話になっていました。

この雑誌を持って就職活動をした結果、、、
親としては
「それでも希望の出版社からは
断られることもあり得る」と
内心心配していたのですが

彼がとても行きたがっていた
出版社のその編集部に
今、アシスタントとして
入っています。

実は奥付というスタッフの名前が
載るところにも名前が載るようになりました。

ある号ではパーツモデルも
務めています。

その次男と
１１月１日から
ハワイに旅立つことにしました。

その話を次号からまたお伝えします！

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栗山葉湖の心のブロック解除

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