【中村哲さんの死に思う】理想の人生を生きる心のブロック解除【栗山葉湖の心が軽くなる３６５の言葉vol.3】２９９／３６５

おはようございます
３分で１個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖（くりやまようこ）です。

理想の人生を生きずに終わっても
いいのでしょうか？

心のブロック解除とは
今までの当たり前を変え
人生を変えることです。

その違和感に触れる第一歩
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昨日は誰もが驚き悲しむニュースが
駆け巡った日でした。

中村哲さんが
移動中に襲撃され
警護や支援にあたっていた人とともに
殺害されました。

心よりご冥福をお祈りします。

中村哲さんと言えば
医師でアフガニスタンに入り

そこで診療よりまず
安全な水を確保し
人々が農業をしてそこで
ご飯を食べ、暮らせなければ始まらない。

井戸を掘り、農業用の
用水路をつくることの支援を
続けてこられた方です。

過去のインタビューから一部
ご紹介します。

「２０００年からアフガニスタンは
記録的な干ばつに襲われ、
水不足で作物が育たず、
何百万という農民が村を捨てました。

栄養失調になった子が泥水をすすり、
下痢でいとも簡単に死ぬ。
診療待ちの間に
母親の腕の中で次々に冷たくなるのです」

「医者は病気は治せても、
飢えや渇きは治せない。

清潔な水を求めて
１６００本の井戸を掘り、
一時は好転しました。

しかし地下水位は下がるし、
農業用水としては絶対量が足らない。

そこで大河から水を引き、
砂漠化した農地を
復活させようと考えたのです。

合言葉は『１００の診療所より
１本の用水路』でした」

「道路も通信網も、
学校も女性の権利拡大も、
大切な支援でしょう。

しかしその前に、
まずは食うことです。

彼らの唯一にして最大の望みは
『故郷で家族と
毎日３度のメシを食べる』です。

国民の８割が農民です。
農業が復活すれば
外国軍や武装勢力に
兵士として雇われる必要もなく、
平和が戻る。
『衣食足りて礼節を知る』です。」

（２０１６年１月朝日新聞）

同じ場所のビフォーアフター写真があります。

いったいどうしたら
このようなことができるのだろう？

不屈の精神をもってすれば
不可能を可能にする道が
あるのですね。

現地でのたゆまぬ努力と実績で
尊敬され信頼され
それゆえになんども
命拾いしてきたとのことです。

考えられる限り最大に
セキュリティを強化していたけれども
警護の方もろとも皆殺しにされてしまった。

人がひとりひとりちがう世界では
想像を超えることが起きるのですね。

中村哲さんの生き方は

・無私であること

・みずから過酷な場所に行き
そこで徹底的に弱者に尽くす

・自分の生活や楽しみや
快楽は求めずに人生を捧げる

・自分がまず率先して現場に立つ

医師という職業にとどまらず
工事現場に入り重機を扱って
まさに体をはって
やってみせた姿でした。

マインドブロックバスター養成講座では
もし今の悩みや目の前の問題が解決したら
どんな人生を送りたいか？
ということを

質問形式で考える時間があるのですが

たとえば「お金の問題」が
解決したら

貧困や差別、虐待を受けている人を
助ける活動をしたいと答える人が
多くいます。

中村哲さんの活動は
大金持ちだから
おこなったチャリティではありません。

危険な地域に行き
難しい交渉をこなし
肉体労働をし
資金を集めるために
日本で講演をし
寄付を集める

中村哲さんは
実際に見える形で
多くの人の思い描く
「理想の人生」を
生きたと思います。

多くの人は
目の前の生活に追われ
身近な快楽を先に求め
「できない」と
外野から眺めています。

中村さんもご家庭があり
奥様は家にいてほしかったと
おっしゃっています。

大きな大きな
社会貢献で
歴史に名を残した人物ですが

そして道半ばでの死は
ご無念であったでしょうが

きっとご自身は

自分のしたいことを
できる限りやることができた人生

だったのだと思うのです。

人のいのちは
どのような形で終わるかわかりません。

あなたは
ほんとうにはどんな人生を
送りたいですか？

そこに向かっての道のりで
「心のブロック」でつまずいては
いませんか？

理想の人生を生きずに終わっても
いいのでしょうか？

心のブロック解除とは
今までの当たり前を変え
人生を変えることです。

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